祝!「姑獲鳥の夏」映画化!!               
って、遅いか(笑)。Adyは京極夏彦さんの大ファンです。特に妖怪シリーズ。

京極さんの本って一冊がメチャメチャ厚いんです。だから、始め本の虫な友達から勧められた時は「うへー」って感じでした。でも、1ページ開いて完全ノックアウト(笑)。文字が詰まりまくってるんだけど、すっごく読みやすくて、だんだんと文字に埋まったページが快感になってくるんです(なんかあやしい言い方デスネェ)。
これはAdyの一押しですv

ただ、納得いかないのは映画の配役。なんで…なんで…“榎さん”役が、阿部寛なんだぁぁっっ!!嫌いじゃないっ…嫌いじゃないけど…うぅぅ。
Adyは専らキャラ好きです。えぇ、そりゃあもうキャラ好きです。作者さんには誠に申し訳ない…と思いながらもキャラ好きです。だから、自分の中でキャラが完全確立してるんですよ。少なくとも私の“榎さん”は阿部寛じゃないのです…
だって、「ギリシャ彫刻のような色素の薄い顔で、背が高いと言うより、縦に長い」ですよ?共通点は彫りが深いところと、縦に長いところだけじゃないかぁぁっっっ!!
あうぅぅ…榎さん…私の榎さん…

社会は常に残酷なのだ。

っていうか、映画化出来るほどあの話は簡単だったっけ?きっと、秋彦さんの脳の説明とかカットされちゃうんだろうなぁ…
なんか、そういうの寂しいですね、原作ファンとしては。ハリポタとかもそうだったけど、妙に設定違ったり、カットされてたりするじゃないですか。それが自分の好きなシーンだったりすると尚更。是非、映画を見た後には原作を手にとって欲しいって思っちゃいます。

是非、「姑獲鳥の夏」をご覧になった方は、原作を手にとってください。あの厚みはかなり勇気いりますけど(笑)。

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